両親から譲り受けた築25年の一軒家を家族4人で住みやすいようにリフォームすることを決意しましたが、最初は何にいくら値段がかかるのか全く分からず不安でした。結果として今回のリフォームにかけた総額は1280万円です。当初の予算は1000万円に設定していましたが、実際に打ち合わせを進める中で、どうしてもこだわりたい部分が出てきてしまい増額することになりました。最大の出費となったのはLDKの大空間化です。以前は細かく仕切られていた1階の間取りを1つの大きなリビングダイニングに変更するため、壁を撤去して構造を補強する工事に約350万円を投じました。これにより家族が自然と集まる明るい空間が実現したので、高い買い物でしたが満足度は非常に高いです。水回り設備は一通り新しくし、キッチンに200万円、浴室に120万円、洗面とトイレ2箇所に合計で80万円をかけました。最新の設備は掃除が驚くほど楽で、日々の家事の負担が劇的に減ったことを実感しています。内装については、壁紙は標準的なものを選びましたが、リビングの床だけは少し奮発して無垢のオーク材を採用しました。この床材の変更でプラス50万円ほどかかりましたが、冬でも足元が冷えにくく、木の香りが心地よい空間になりました。一方で、外装については今回は屋根の点検とバルコニーの防水工事のみに留め、外壁塗装は5年後に回すことで、一度に支払う値段を抑える工夫をしました。工事中には壁の中から腐食した柱が見つかり、その補修に急遽25万円の追加費用が発生した時は驚きましたが、古い一軒家を扱う上ではこうしたリスクは避けられないものだと痛感しました。最終的には予算をオーバーしたものの、自分たちのライフスタイルに合わせた住まいを手に入れることができ、新築を購入するよりもはるかに納得のいく結果となりました。一軒家のリフォームは単なる設備の更新ではなく、これからの人生をどう過ごすかを形にするプロセスであることを、身をもって体験しました。