築15年を迎えた我が家のリビングは、長年の生活による擦れや家具の移動でついた深い傷が目立つようになっていました。特にキッチン周辺の床は水はねによる変色が激しく、見るたびに溜息が出るような状態だったため、意を決して床の張り替えリフォームを行うことにしました。リフォーム会社に見積もりを依頼したところ、15畳のリビングダイニングの全面張り替えにかかる費用、いわゆる修繕費の総額は約45万円でした。この金額の内訳を詳しく見ていくと、最も大きな割合を占めるのがフローリング材の材料費で約20万円、次に職人の人件費が約15万円、そして既存の床を剥がして処分するための費用が約5万円、さらに養生費や諸経費が加算されるという構造でした。工事期間は予備日を含めて3日間と設定されました。初日は大きなソファやダイニングテーブルを隣の和室へ移動させることから始まりましたが、家具移動だけでスタッフ2名がかりで1時間を要し、これにも別途数千円の費用がかかりました。既存のフローリングを剥がしてみると、幸いなことに下地の合板には腐食が見つかりませんでしたが、もしここでシロアリの被害や腐食が見つかっていれば、修繕費はさらに10万円単位で跳ね上がっていたことでしょう。2日目には新しいフローリングが丁寧に敷き詰められ、部屋全体が木の芳醇な香りに包まれました。以前の床よりも少し明るいオーク材を選んだおかげで、窓からの光が効率よく反射し、部屋全体が一段階明るくなったように感じます。最終日には端の部分の幅木を新調し、クリーニングを経て無事に工事が完了しました。45万円という支出は決して安いものではありませんが、これからさらに15年、20年と快適に過ごせることを考えれば、住まいの維持管理に必要な投資だったと確信しています。また、今回の大規模な修繕を機に、普段は動かさない家具の裏側の掃除もでき、家全体の風通しが良くなったように感じます。床を新しくしただけで、まるで新築のマンションに引っ越したかのような高揚感を味わえるのは、床張り替えリフォームならではの醍醐味です。今後はこの美しい床を長く保つために、キャスター付きの椅子にはマットを敷き、日々の手入れを怠らないようにしようと家族で誓い合いました。