近年不動産投資家の間で再建築不可物件を安く買いフルリフォームを施して高利回りで賃貸運用する手法が注目を集めています。その最大の理由は物件の取得単価が圧倒的に安いことにあります。通常の接道条件を満たした土地と比較して再建築不可物件は市場価格の3割から5割程度で取引されることが多く初期投資を劇的に抑えることが可能です。一方で賃貸市場においてはその物件が再建築可能かどうかは入居者の満足度に直接関係しません。内装がモダンにフルリフォームされており駅からの距離や利便性が優れていれば新築に近い賃料設定が可能となり結果として実質利回りが12パーセントから18パーセントを超えるような超高収益物件が誕生することになります。投資としてのリフォーム戦略では特に水回りの刷新と清潔感の演出が重要視されます。キッチンやユニットバスやトイレを最新のモデルに交換し壁紙や床材にこだわりのあるデザインを採用することで内見時の第一印象を劇的に良くします。また再建築不可物件ならではのレトロな雰囲気をあえて活かし古民家風のカフェのような内装に仕上げることで差別化を図るケースも増えています。もちろん出口戦略には注意が必要です。再建築ができないため土地としての売却には時間がかかりますが収益物件として稼働している状態であれば利回り商品として他の投資家へ売却する道が開けます。また自治体によっては狭隘道路の拡幅整備事業を進めており将来的に道路が整備されることで再建築が可能になり資産価値が跳ね上がるといったボーナスシナリオも存在します。リスクを正しく管理しリフォームによって付加価値を最大化させることができれば再建築不可物件は投資家にとっての金の卵となる可能性を十分に持っています。特に若年層の入居者は築年数よりも内装のデザインや設備の充実度を重視する傾向があるため戦略的なリフォームは空室リスクの軽減にも大きく寄与します。低価格で仕入れ自分なりのセンスでバリューアップさせるプロセスは投資の醍醐味そのものです。
収益を最大化する再建築不可リフォーム投資戦略