網戸の隙間を埋めるためのアイテムとして、ホームセンターや100円ショップで手軽に購入できる隙間テープがありますが、その種類と用途を正しく理解して選ぶことが、長持ちする対策の鍵となります。まず最も一般的なのが、スポンジタイプのテープです。これは安価で加工がしやすく、あらゆる形状の隙間にフィットするのがメリットですが、水濡れに弱く、日光による劣化が早いという欠点があります。屋外に面した網戸に使用する場合は、耐候性に優れたエチレンプロピレンゴムなどの素材を使用したゴムタイプを選ぶべきです。ゴムタイプの隙間テープは、弾力性が高く、長期間使用しても形が崩れにくいのが特徴です。特に網戸とサッシが当たる面に貼る場合は、摩擦に強いコーティングが施されたものを選ぶと、開閉のストレスが少なくなります。また、毛足がついたモヘアタイプの隙間シールは、サッシの溝や網戸の側面など、横方向にスライドする部分に最適です。毛がクッションとなり、動きを妨げずに隙間を塞いでくれます。選ぶ際のポイントは、隙間の幅を事前にしっかりと測定することです。5ミリの隙間に10ミリのテープを貼ると、今度は網戸が閉まらなくなったり、無理な力がかかってレールを痛めたりすることになります。最近では、防水機能を持った透明なシリコンタイプの隙間シートも人気です。見た目が目立たないため、リビングの大きな窓など、美観を損ないたくない場所に重宝されます。テープを貼る前には、必ず接着面の汚れや油分をアルコールなどで拭き取ることが鉄則です。この下準備を怠ると、ひと夏も経たずに剥がれ落ちてしまうことになります。また、粘着剤が残りにくいタイプを選んでおけば、将来の貼り替えや退去時の原状回復もスムーズに行えます。自分の家の窓の構造と、悩んでいる隙間の場所をよく観察し、適切な素材と厚みのテープを選択することが、最もコストパフォーマンスの高い防虫・防塵対策となるでしょう。1ミリの隙間も見逃さないためには、夜間に室内で明かりをつけ、外側から光の漏れを確認する方法が最も確実です。光が漏れている場所こそが、虫の侵入経路であることを自覚し、そこを狙って適切なテープを貼ることが、プロに近い仕上がりを実現する近道となります。
網戸の窓際隙間対策に最適な隙間テープの選びかた紹介